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鬼姫
第1章 PRAY 1
『らいじょうぶ〜………スースー』
その女はその場で寝息を立てて
寝てしまった。
おいおい…
こんなとこに若い女一人置いてくなんざ出来るわけねぇだろうが。
どーすっか。
土「…しょーがねー」
しょうがなくその女を両手に抱えて
屯所に向かった。
俺の部屋で寝るくらいならいいだろ。
近藤さんも話せばわかってくれるだろう。
…にしても、
この女見た目より全然軽い。
しかも病弱なほどに白い。
どーやったら昨日あいつらを倒すぐらいの力がこんな華奢な身体から出てくんだ?
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