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鬼姫
第1章 PRAY 1
あぁ、懐かしき地球だ。
江戸は随分と平和だな…と
歩きながら私は思った。
ふと、スーパーらしきところから
一際うるさい三人組が出てきた。
自然と視線がそちらへと向かう。
『‼︎』
一人はチャイナ服の子供、
もう一人はメガネの冴えなさそうな男の子
もう一人は…
白髪に天然パーマ…
あの目…
あの顔つき…
私は腰にある刀に手をかけた。
どんどん動く足が早くなり
“やつ”に近づいていく。
刀を鞘から抜くのと同時に私は
地面を蹴り上げた。
『白夜叉ぁぁぁぁああああ‼︎』
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