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鬼姫

第1章 PRAY 1





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『…久々の江戸か…』



道の真ん中でぽそり、と呟く女が一人。



深く被った帽子から垂れている長い
茶髪の毛は腰元まである。



着物からところどころ見える肌は
白くなめらか。



顔こそ見えないものの、
見るものを惹きつける何かがあった。




女はヒールのあるブーツをカツカツ慣らしながらゆっくりと歩き始めた。


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