• テキストサイズ

鬼姫

第1章 PRAY 1






「おい、こっちだ‼︎」

「待てこらぁ‼︎」




男たちの叫び声と共に狭い道から
男が一人飛び出してきた。





『‼︎』





飛び出してきた男は青い浴衣に
女をも思わせる長い黒髪…




桂だ‼︎



桂はこっちの方向に走って逃げてきた。




桂の後ろから二人ほど黒服を来た男が
出てきて桂を追いかけていた。



あの黒服は
昨日会った男と同じ…真選組か。




人々の視線が桂と真選組の二人に
向けられる。




桂が私の前を通りすぎてそのあと
真選組の二人が私の前を通ろうとした。




すっ




「お、おわぁ‼︎」

「うわっ‼︎」



しかし彼らは私が不意に出した足に
ひっかかり派手に転けた。


/ 225ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp