第1章 PRAY 1
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『…ふぁ』
その日の目覚めはやけに良かった。
昨日の夜は宇宙からの長旅で疲れたり
銀時に会ったことで気持ちが舞い上がったりと色々あってすぐに寝てしまった。
起きたのはもう昼過ぎだった。
さすがに寝すぎた…と思いすぐに
身支度を始めて江戸に出た。
江戸の町はわいわいとしている。
本当に陽気なものだ。
『…みたらし団子を一つ』
小腹が空いて近くの団子屋に並んで
団子を一つ頼んだ。
そして店の外にある赤い布が引いてある
ベンチに腰掛けて団子を食べていた。