第10章 PRAY 10
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ザザザッ
『‼︎』
万事屋が見えて来た時、
私は侍たちに囲まれた。
どうして気づかなかったんだろう。
最近幸せすぎて注意力がかけていたのだろうか。
『…晋助のとこの攘夷浪士かしら…』
男「お前を取り戻してこいっ晋助さんが…」
男たちは少し申し訳なさそうに言った。
きっと晋助の差し金であって
私にこんなことをするのは本望ではないんだろうけど。
『…私激しい運動できないんだけど…』
男「…抵抗しないで下さい」
男「なるべくさんには酷いことしたくないんで…」
男たちはゆっくりと私に近づいてくる。
ざっと30人はいるかな…
激しい運動は出来ないんだけど、
しょうがない。
私は腰にある刀に手を……
『…あれ? ん?』
刀がない…⁉︎
ああ、そうだ‼︎
病院に行くから刀置いて来たんだ‼︎