• テキストサイズ

鬼姫

第10章 PRAY 10






男「暴れないでくださいよ…」




刀を忘れるなんて…
本当に気が緩みすぎてたよね。



男が私の腕をつかむ。




『…は、なして‼︎』



私は男のみぞおちを殴る。


男は地面に倒れて…
それを見た他の攘夷浪士たちも私に襲いかかる。




お腹の子に影響しないようにしなきゃ。




私は素手で攘夷浪士たちを倒して行く。



でも、さすがに30人近くもいる攘夷浪士たちを素手で倒して行くのには無理がある。



私は羽交い締めのように男に捕まってしまった。




『…やめて‼︎ お腹の子が…‼︎』


男「も、もしかして…赤子が?」




攘夷浪士たちはみな驚いた顔で私を見た。



でも、私のことを離してはくれなくて
そのまま連行しようとする。




「てめーーーら‼︎ 何してんだ‼︎」



その時、遠くから声が聞こえた。


/ 225ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp