第9章 PRAY 9
看護婦「20番でお待ちの様ー。2番室へ……」
産婦人科で待っていると
アナウンスが流れて、私はベンチを立った。
産婦人科には小さい子連れの人や
お腹が大きな若い人たちがたくさんいて…
私はなんだかすごく不安になった。
看護婦「こちらです」
医者の部屋の前には看護婦さんがいて案内してくれた。
カーテンをくぐり、中に入ると女の医者がいた。
医「じゃあそこのベッドに寝っ転がってくださいねー」
『は、はい…』
私がベッドに寝っ転がると医者は
私のお腹をまくりあげて機械をお腹にあてた。
これが世に言うエコーってやつ?