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鬼姫

第9章 PRAY 9







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帰りの新幹線の中も、銀時はずっと私の体を心配してくれた。




私は大丈夫、としか言えなかった。




『…明日病院行ってみるね』


銀「あ? このあとすぐ行けよ」


『いや…明日一人で行けるから』





このあと病院に行くことになったら
銀時まで来ることになりそうだし、

なんだか迷惑かけられないし…



それに知られたくもないような…



いや、知られたくないってゆーか
なんて言うんだろ…




銀「じゃあ向こうついたら寝てろ」


『うん…
せっかくのプールだったのにごめんね?』


銀「てめーの体のほーが大事だろーが」




銀時はだるそーな目をして外を見ていた。



優しい彼氏を持って私は幸せ者だ。





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