第9章 PRAY 9
『銀時もヤキモチとかするんだぁ、へぇー』
銀「…好きな女の体見られて嬉しいわけねぇだろーが」
『…う、うん…』
いつの間にか私たちは手をつないで
歩いていた。
好きな女…か。
なんだか嬉しいな。
『う‼︎』
私は歩く足を止めて立ち止まった。
銀「あ?どーした?」
銀時も立ち止まってこっちを向く。
…でも…
私はその場に座り込んだ。
なんか吐き気がして…
銀「おい⁉︎ どーした?」
『気持ち悪い〜』
銀「おまっ…トイレ行けトイレ‼︎」
『…うん』
私はなんとか銀時に支えられて
トイレに向かった。