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鬼姫

第1章 PRAY 1







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『…はぁ、』




もうすっかり辺りは暗くなり
桂と晋助には会えないまま夜になっていた。




秋から冬に向かっていく季節、
さすがに外にいるのは寒かった。




地球についた時に小型宇宙船は
故障してしまったし…
宿を捜すにしても少し面倒だ。




どうしようかと考えながら
道の端…というか路地に背中をあずけている時だった。





「こんな時間に一人で何してやがる」




私に声かけてきた男が一人。




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