第8章 PRAY 8
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新「もう5月かー」
朝新八は万事屋に来てからカレンダーをめくった。
銀「そんなことより?卵かけご飯何日目⁉︎」
神「卵かけご飯ならいくらでも食べられるアル」
『さすがの私も…もう2日も卵かけご飯ばっかで…』
朝から私たちは毎日卵かけご飯だった。
ろくにご飯を作れない神楽は
卵かけご飯が大好きで、そればかり食べているからだ。
『卵が夢にまで出てきそうな……う‼︎』
私は食べようとしていた箸を止めて
口を抑えた。
銀「あ?」
神「?」
新「え?」
三人の視線が私に向けられたけど
私は無視してトイレに駆け込んだ。
『……う〜』
なんとも言えない吐き気が襲ってきて
私はトイレに吐き出した。
すぐにそれは収まって戻ってくると
銀「神楽…てめーが卵かけご飯ばっか食わせるからが脱落しただろーが‼︎」
神「卵かけご飯で吐くなんておかしいネ‼︎」
銀「俺も吐きそうだもんよー‼︎」
神「TKGに謝るアル‼︎」
二人はいつものように喧嘩していた。