第6章 PRAY 6
土「ん? なんだあいつ女か?」
沖「そんなことどうでもいいですぜィ」
聞いたことのある声がして前を見ると
土方と沖田が先人きって立っていた。
へぇー。
あたしとやりあうんだ。
私は帽子を脱ぐとその場に投げた。
土「て、てめーは…‼︎」
沖「あ、この前の女じゃねぇですかィ
お前攘夷浪士だったのか」
土「……」
二人は驚いた顔で私を見つめる。
沖「まあ、とりあえず敵なら殺しやしょうぜ」
沖田のその一言で真選組のやつらが
一気に私に斬りかかる。
ドオオオオオオオン
すごい音とともに一気に男たちが
吹き飛ばされる。