第6章 PRAY 6
男「行けぇぇぇええええ‼︎」
途中で乗組員たちが船からおりたりして、結局城に着く時には私たち数人しか残っていなかった。
上空から下を覗くと、幕府関係と思われる人たちが随分と殺されていた。
あー、怖い怖い。
城を見るとたくさんの黒服の男たちが城の警備にあたっていた。
多分どこからか私たちの情報が流れ出したんだろーな。
ドーーーーン
私たちの船は地上に向かって爆薬を落とす。
それが黒服の制服の…真選組たちに直撃しているのが見えた。
『晋助、私はあいつらの相手をする。
その間に進んで。後から必ず合流するから』
私はロープを使って地上におりた。
≪お前がそんな奴ら相手に負けるなんて思ってねーよ≫おりるときに晋助がそう言ってるのが聞こえた。
本当は真選組の奴らになんか興味はない。
ただ、手ほどきってとこかな?
私が城の前に降り立つと真選組の奴らが私に刀を向ける。