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鬼姫
第4章 PRAY 4
何事かと振り向くと……
銀「こんな夜中に何してんですかー、お嬢さんー」
『ぎ、銀時…』
さっき銀時に頭を叩かれたみたいだ。
痛む頭を抑えて銀時を睨んだ。
『こんなところで何してるのよ』
銀「別にただの散歩だし?」
『…へぇ〜』
銀「へぇ〜ってお前…しかもまた酒飲んだだろ‼︎ 」
『ち、ちょっとだけね‼︎』
銀「どーせ飲み潰れて店で寝てたんだろ?」
『なっ…‼︎』
意表を突かれて私はそっぽを向いた。
銀時…本当は散歩なんかじゃなくて
私の帰りが遅いから探してくれたんだよね。
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