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鬼姫

第3章 PRAY 3






貸切にしていたのか、中はがらんとしていて店員も少なかった。



だが、新入りが入ったとかなんとか…



松平のとっつあんは新入りの若い女を
気に入ったらしくその女に肩を回していた。




……ん?
あの女どこかで会ったような…




いや、気のせいか。




その女は松平のとっつあんが気に入るのもわかるくらい美人だった。



短い浴衣に大きすぎるくらいの胸を強調した短い丈の浴衣。



俺は成り行きでその女の横に座ることになった。



その女は何をするにもほとんど無表情だった。



ただ、総悟の腹立つ発言には若干
苛立ってはいるみたいだったが。




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