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3月9日 【A3】
第6章 丁子桜
「キスはまだしないけどさ、不安なことがあるなら俺たちにぶつけて大丈夫だからってこと。
家族なんでしょ、監督さんや春組や支配人、亀吉もね。
舞台のことも、きっと成功させて芽李ちゃんのことも、満開の笑顔にさせてやるよー…ってね、はい笑ってー」
むにっとほっぺをつままれて口角を上げさせられる。
「ぷ、ぶさ」
「さいてい」
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