• テキストサイズ

【ツイステ】黒兎は駆け巡る *イベントストーリー

第2章 *ゴーストマリッジ*






デュース『エース!?しかし..』


エース『お前は良いのかよ。全部知ったら多分あいつ、オレらから離れてくぜ?』


デュース『なっ..』


エース『そうだろ?間違ってるって知ってたのに、今まで黙って放置して教えてやらなかったんだぜ?そりゃあ知ったら流石のあいつでも、オレらに失望して"嫌い"になんだろ

それでも良いわけ?』


その言葉に全員が黙りこんだ。今の関係を望んだのは他でもなく自分達であることを、彼らは痛いほど分かっていた。


それが崩壊すると考えた時、耐え難い苦痛と絶望が全身を襲った


デュース『..それは、嫌だ』


エース『だろ?』


ルーク『しかし、先程姫に語っていたこととはまるで真逆だね、ムシュー・ハート』


エース『そうっすね..結局はオレも人のこと言えないんすよ。どんなに繕っても、本気で好きなやつのことになると全部薄っぺらい言葉になる』


ユウ『手段は選ばないってやつね』


エース『そ。だって..今日のオレらは"悪者(ヴィラン)"みたいだし?』


ヴィル『確かに、そうね..』


学園長『私は認めませんよ。これ以上学園の人間関係をゴタゴタにするなんて..』


レオナ『ほう。じゃあ、てめぇは全てを知ったに嫌われて、自暴自棄になった生徒が何を起こしても良いって事だな?』


学園長『....』


フロイド『オレ、ゴマちゃんに縁切られたら..学園全部ぶっ壊して海に沈めるわ』


学園長『...分かりました。今は放っておきましょう。ただし、ちゃんと自分達で責任をとるんですよ』









『お話、終わった?』


ユウ『うん。あのね、僕らに言わなきゃいけないことがあるんだ』


『なに?』


ユウ『僕たちね..



のこと大好き、愛してるんだ。

だから、いつか君に本気のプロポーズをしにいくから..その時は、』


『ん..ちゃんと聞くよ。それで、ちゃんとお返事する。結婚しますって..』


ユウ『..うん、ありがとう。必ず素敵なプロポーズをするから、待っててね』


『待ってる..他の人にプロポーズしちゃ、ダメだからね』


『『『するわけない!!』』』


息の合った言葉に、はそれはそれは幸せそうに微笑んだ






/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp