第2章 *ゴーストマリッジ*
アズールの言葉に全員が頷く。すると、は驚いたように目をパチパチとさせた
『みんな..私にプロポーズしてくれるの?』
エース『そりゃ本気で好きだから?マジのプロポーズしにいくし。あ、てか校舎入る前に見せただろ?返事聞かせろよ。なーんて..』
『する..エースと結婚、する』
『『『え"ぇえええっ!!!??』』』
のとんでも発言に全員の悲鳴にも似た絶叫が大食堂中に響き渡る
エペル『ちゃん本気!?』
『本気、だよ?』
ユウ『くたばれエース!!!』
エース『やめろユウ!!椅子投げんなって!!』
エペル『え..あの、僕のプロポーズも聞いてくれたよね?』
『ん。エペルのプロポーズも素敵だった。だからエペルとも結婚する』
その瞬間、阿鼻叫喚だった空間が一気に静まり返った
ユウ『ちょ、ちょっと待ってね?えっと、結婚がどういうものかは知ってるかな?』
『ん?知ってるよ?大好きな人とずーっと一緒にいるよって誓うことでしょ?ママが言ってたよ』
ユウ『いや、まあ大方合ってるんだけど..その..
以外全員集合!!!』
ユウの号令で以外の全員が輪となって集まった。(クロウリーも何故か集まった)
『ん?変なの』
グリム『100%おめーのせいだけどな』
『どうして?』
グリム『はぁ...』
ユウ『まさか結婚の概念があんなフワフワしてるとは..』
エース『いつもの節ってやつ?』
セベク『だったら本当の事を教えてやれば良いだろう!!』
『『セベクうるさい!』』
デュース『だが、そうなるとそもそもの"好き"の概念から教えてやることになるぞ』
ユウ『時間がかかるなぁ..』
レオナ『別に黙っときゃ良いだろうが。今のところ支障はねぇだろ』
アズール『ですが将来的に考えると彼女のためには..』
学園長『卒業した後困るのはさんですよ。教育者の立場としてもここは真実を..』
エース『いや、レオナ先輩の言うとおりかもしれないっすね』