• テキストサイズ

【ツイステ】黒兎は駆け巡る *イベントストーリー

第2章 *ゴーストマリッジ*






チャビー『..ん?き、傷が癒えていく!』


イライザ『きっと愛の力よ。愛のキスが、愛の力が..貴方を救ったのよ!』


愛の力(?)でチャビーが元に戻ると、周りのゴーストたちは歓喜に沸きだした


エース『え..?は..?..何だこの展開?全然ついていけないの、オレだけっすか?』


リドル『どう見ても僕たちが悪者になっている』


『でもこれでイデさんは解放されるよ』





イライザ『イデア様』


イデア『あ、はい』


イライザ『..ごめんなさい!』


イデア『..はい?』


イライザ『私、貴方の気持ちには応えられないわ。本当に申し訳ないと思ってる。貴方はとても素敵な人よ。だから..きっといつか、私よりいい人を見つけられるはず。

みんな聞いてちょうだい!私は、本当の運命の人..
チャビーと、結婚します!』


チャビーとの結婚宣言にゴーストたちは心からの祝福を送る。会場全体が拍手に包まれる中、駆けつけたオルトに抱きつかれていたイデアは、訳が分からないと言わんばかりの顔をしていた


イデア『..なんか拙者、告白もしてないのにフラれたみたいになってません!?』


『イデさん!』


イデア『どぅお!!氏!?いきなりどうしたんでござ..』


『やっと会えた..イデさんがお姫様に取られちゃうって思ったら、苦しくて..もう..心配した』


イデア『..ごめん..いや、拙者も不可抗力というか、被害者なんだけど..でも、ごめん』


スリスリと自身の胸に擦り寄り甘えてくる姿に、愛おしさが一気に込み上げ、イデアはそっと腕に閉じ込めた


『後でちゃんとみんなにも謝ってね』


イデア『え"..』


『折角みんなが助けに来てくれたのに、酷いこと言ったの忘れてないから。ちゃんと謝らないなら、イデさん嫌いになる』


イデア『な、なんですと~っ!?氏に嫌われるとか、ゲームデータ全消しよりも堪えるし..何よりこの先真っ暗になること間違いないでしょ..

うん..分かった』


『えらいえらい..』


小さく頷いた燃えるような髪を優しく撫でると、イデアは嬉しそうにはにかんでそれを受け入れた






/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp