• テキストサイズ

【ツイステ】黒兎は駆け巡る *イベントストーリー

第2章 *ゴーストマリッジ*








ナイトレイブンカレッジ



ユウ『まさかエペルが馬に乗って登場するなんて聞いてないし』


エペル『だ、だから王子って馬に乗って来るものでしょ!?』


ユウ『まぁ、あのお姫様の年代的には合ってるかもしれないけどさ』


エース『だよね!?オレが間違ってる訳じゃないよな!やっぱりおかしいよな!』


リドル『うるさいよエース』


エース『寮長ぉ..』


『お馬さん..可愛い..ぁぅっ..んふふ、くすぐったい』


エペルが役作りのために馬術部から拝借して乗ってきた白馬に、エースとユウは若干の引きを見せる中、は1番難しいと言われている馬に頬擦りされていた


リドル『初めて会ったにも関わらずよくなついているね』


ルーク『きっとくんの無垢で純粋な人柄が分かるのだろうね』


『ねぇ、あそこに門番さんみたいなゴーストさんいるよ』


エペル『本当だ。よし、じゃあ行くよ..


たのもーー!!』



校舎の真ん中で門番をしているゴーストの元へと歩み寄ると、ゴーストは怪訝そうな顔でエペルたちを見つめてきた


ゴースト『ん?』


ルーク『こんばんは。私どもは、美しい花嫁のお相手に選んでもらいたく参りました』


ゴースト『また求婚者か..失礼な奴らばかり来るものだから、姫様は大層ご立腹なんだ。もう誰も通すなとのご命令を受けている。立ち去るが良い!』


エペル『(僕らのお姫様もそっちのせいでご立腹なんだけど..)良いんですか?..僕を追い返したら、後悔しますよ』


ゴースト『なにぃ?随分と自信があるみたいじゃないか。そんなに言うのなら、俺が審査してやる。俺を姫様だと思って、プロポーズしてみろ!』



ユウ『ぶふっ..男相手にプロポーズ..』


エペル『仕方ないよ(小声)..よし、じゃあ僕から。ちゃん、ちゃんと見て、聞いててね』


『??ん..分かった』


軽くに目配せをした後、エペルは馬に跨がったまま先陣を切ってゴーストの前に立った





/ 257ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp