第2章 *ゴーストマリッジ*
ユウ『え~..前回からのあらすじです。イデア先輩を助ける最後の陣が結成されたけど、流石に制服じゃあれなのでサムさんとこでタキシードやその他諸々を買いましたとさ。クソカラスの金で』
学園長『ユウさん口悪すぎじゃないですか?それにしても、予想外の出費..とほほ』
ユウ『まあでもそのおかげでみんなカッコよく仕上がったじゃないですか。その証拠にほら..』
『カ、カッコいい...みんな、スゴく、素敵..』
サムの用意したタキシードに身を包んだエースたちを見て、は少し興奮気味な声で彼らを称賛した
ユウ『くそぅ。何で僕はないんだよ』
学園長『貴方はお目付け役ですし、何よりこれ以上の出費は..』
ユウ『ちっ..使えねぇカラスだ』
学園長『あの、そろそろ心折れそうなんですが?』
エース『どうよ、カッコいいっしょ?』
リドル『僕の方が様になっているよ』
エペル『二人とも、スゴく似合ってます』
ルーク『そういうエペルくんもとても似合っているよ。君の愛らしさと力強さが滲み出ている』
『みんな素敵..お姫様にあげたくない』
エース『言われなくても本気で婿入りするつもりないし。それに、プロポーズするならお前にしたい』
『ほんと?』
リドル『お待ち、今のは聞き捨てならないね。にプロポーズするのは僕だよ』
エース『はあ?』
エペル『二人とも目的が...』
ルーク『だがその気持ちは分かるよ。私たち、いや捕まっているヴィルたちもまったく同じことを思うだろうね』
ユウ『はいはい、と結婚するのは僕だから!みんなそろそろ行きますよ!!』
エース『なんかいらんこと聞こえた気がするけど..まぁいいや。慰めのブーケも持ったし、断絶の指輪もある』
グリム『オペレーション・プロポーズ、絶対成功させるんだゾ!!』
学園長『さん、どうしました?』
『..お姫様の服、いいな..』
学園長『着たいですか?』
『...ん..』
学園長『ふむ...』