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【ツイステ】黒兎は駆け巡る *イベントストーリー

第5章 *LIB ナイトメア・ビフォア・クリスマス*





ようやく笑ってくれたことに安堵したレオナは、頬に手を添えたままコツンと額を合わせる


『ん?』


レオナ『..キスをしても?』


『..ん、いいよ』


欲の熱を帯びたエメラルドが細まり、静かに二人の唇が合わさる。柔らかい感触と頬に添えられた手の温もりがに深い安心感を与える


『んぅ...ぅ..//』


離しては合わさり何度もキスを交わしていく。レオナの垂れてきた横髪をそっと払うと、長いキスの雨がやんだ


『はふ..//』


レオナ『お気に召したか?』


『ん..』


これ以上はさすがにいけないと分かっているため、最後に額へのキスを贈って、レオナは再びを腕に抱え込んだ


『ありがと、レオさん』


レオナ『満足したなら目を閉じろ。もうじき日が昇る。今日も面倒くさいことに忙しくなりそうだからな』


『ん...おやすみ』


素直に目を閉じ眠りにつく小さな体に、ずり落ちてしまった自身のコートを再びかけて、レオナも静かに眠りについた





















コケコッコー!



妙に声の外れたニワトリ(?)の声が朝の訪れを知らせる。その鳴き声に目を覚まし起き上がる者や、無視して起きない者とまばらであったが、あの男の声で全員強制的に目を覚ます羽目になる




セベク『起床ーーーーー!!!』




グリム『ふなあーー!!』


セベク『番号はじめ!いち!』


ユウ『朝からうっさい...にぃ!』


ジャミル『いやそこは応えるのか。ああ..やっと眠れたところだったのに..セベク、一人で勝手に点呼を始めるな!』


アズール『セベクさんの大声で起きてしまいました。まだ眠っていたかったのに..』


人間目覚ましで無理矢理起こされ+慣れない棺桶に全員の寝起きは最悪だった。体力回復のためにも、今日の準備の合間に寝具を借りれるだけ借りようという話になり、眠たい目を擦って身支度を始めた


マレウス『もう朝か』


セベク『おはようございますマレウス様!』


マレウス『ああ、おはよう』


エペル『マレウスサン..さっきまで寝てたのにスッと目を開けてスッと起きてきた..』


エペル『とても寝起きとは思えない優雅さだな』



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