第5章 *LIB ナイトメア・ビフォア・クリスマス*
『んへへ。ね、今何してたの?』
リドル『ツイステッドワンダーランドの音楽について話していたところだよ』
町長『これが驚きなんだよ。ハロウィン・タウンとはどうも雰囲気が違うんだ』
スカリー『雰囲気が違う..?皆様方はどのような音楽がお好きなのですか?』
アズール『ジャミルさんはアップテンポな曲がお好みですよね』
ジャミル『まあそうだな。否定はしない。踊れるようなノリのいい曲を聞くことが多いよ』
スカリー『ふむ..ワルツやタンゴの系統でしょうか。確かに、ジャミルさんは物腰が優雅でいらっしゃる!よろしければぜひお相手を』
ジャミル『ワルツ!?いやいや、だいぶ違う』
アズール『ジャミルさんがお好きなのは、もっと煩雑でうるさい音楽ですよ』
悪意100%の補足にジャミルは顔をしかめて、そういうお前は小洒落た音楽を聞いていると少しの皮肉を混ぜて返した
アズール『幅広いジャンルを聴きますよ?ただモストロ・ラウンジで流す曲はジャズがメインなので..僕自身もジャズを聴く機会が一番多いかもしれません』
ジャミル『鼻につくところがお前らしいよ。リドルはどうだ?』
リドル『ボクはクラシックをよく聴くね』
ジャミル『こっちもイメージ通りの答えだな..』
スカリー『ああ。我輩もクラシックはよく聴きます。運命を感じますね、リドルさん』
リドル『好みの音楽ジャンルが被ったぐらいでいちいち運命なんて感じていたらキリがないよ』
ジャック『ユウくんたちはどのような音楽が好きなんだい?』
ユウ『ん〜..僕は流行りの曲を追いかける方だから、幅広くよく聴きますけど..まあ、個人的にはジャミル先輩みたくノリのいい方ですかね?』
ジャック『へえ、ノリのいい音楽か。いいねえ、もしかしてジャミルくんと同じようにダンスも踊るのかな?』
ジャミル『ジャックさん..そんな目で見られても一緒に踊ったりしませんからね』
ユウ『右に同じく』
ジャック『残念。くんはどうかな?』
『私?私は..あんまり音楽聴かないけど、激しいのは好きじゃないかも。だから、アズさんとかリドルさんみたいな感じかも。モストロ・ラウンジに流れてるのは好き』