第2章 *ゴーストマリッジ*
トレイ『よしっ、追いかけて正解だったみたいだ。しかし、次はどうすれば..』
イライザの演技がそのまま続行したことにより、選択が正解だったことに安堵したトレイだったが、次の行動に何をして良いか迷い始めた
すると何を思ったのか、待機組の中からジェイドが助言(?)を言い放った
ジェイド『トレイさん、ここで歌です!』
トレイ『歌!?今!?』
エース『いやあの人何言ってんの?』
リドル『だがここで上手く姫の心を掴めば大手だ』
ジェイドの提案に戸惑いを隠せないでいたが、他に方法が見当たらなかったのもあり、トレイは覚悟を決めると、即興の歌を歌い始めた
トレイ『ええっと..君の..君の~♪』
イライザ『君の~♪?』
トレイ『君の..べ、ベールは..漂白したての布巾みたいで..目も、その、ブドウのようで..み、瑞々しいね~~♪』
イライザ『...却下!!!』
バッチーーーン!!
トレイ『やっぱりダメか~~』
ユウ『っくく...』
エース『ん..ん"ふふふ..』
リドル『二人とも!!』
『笑っちゃダメ..んふふ』
リドル『もだよ!』
必死に笑いをこらえる3人にリドルの激が飛ぶ。叩かれたトレイは苦笑いでその場に固まった
リドル『やれやれ..それで、次は?』
イライザ『次!垂れ目が優しそうな貴方』
フロイド『こいつさっきからめんどくせぇ~~。締めていい?』
リドル『正気かい?彼女。あいつの目が優しそうだって?』
『フロさん優しいよ?』
リドル『....(叩かれてしまえフロイド!!)』
イライザ『論外!!!』
バッチーーーン!!
フロイド『いってーー!!』
リドル『よしっ!!!』
エース『寮長~?』
ユウ『めっちゃ良いガッツポーズ』
『なにもしてないのに』
エース『いや、思いっきり"締めていい?"って殺人宣言してたじゃん』
イライザ『最後は..あなたね。にこにこ笑顔が素敵な人』
ジェイド『はい。ジェイド・リーチと申します。どうぞお手柔らかに』