第4章 *グロリアスマスカレード*
シルバー『ラギー?』
ラギー『ほら、シルバーくんもぼさっとしてないでこっち来て。ちゃん帽子外すからオレらが壁になって周りから隠すんすよ』
そう言って手招きされるとようやく意図に気づき、シルバーは一つ頷いて同じようにを取り囲んだ
シルバー『そういうことか..分かった。俺で良ければ、お前を守るための壁でも盾にもなろう』
ユウ『僕も含めた三人なら充分隠せるでしょ』
ユウも参加したことでの姿は周りから一切見えなくなり、安心してそっと帽子を外すことができた
『ふぅ..』
ユウ『耳の付け根とか揉んであげようか?』
『いい』
ラギー『珍しいっすね。てっきり"やって"ってお願いするかと思ったんすけど』
『だって..みんなに触られると、変な声出ちゃうから..//』
『『(めちゃくちゃ触ってやりたい)』』
シルバー『そうか。お前の気が済むまでこのままでいよう。だから、好きなだけ耳を休めるといい』
『ありがと、オーロラさん』
トレイン『お前たち、そこで固まってどうした?』
店の片隅で身を寄せ合う姿に不思議そうな顔で近づいて問いかける。ユウが簡単に説明すると、納得したように頷いて輪の中で耳を休めるを上から覗き込む
トレイン『、まだ1日は長い。無理をせず、また外したくなったらすぐに言いなさい。それと、ブッチたちに感謝するように』
『ん。みんな、ありがと』
ラギー『これくらいお安い御用っすよ』
シルバー『俺たちはただ立っているだけだからな。それでお前の負担や身の安全が守られるなら、いくらでも手を貸そう』
ユウ『僕らはが笑顔でいてくれたらそれでいいんだ。っと、話してる間に先輩達が戻ってきたよ』
ルーク『待たせたね。ほら、君たちの分だよ』
イデア『どぞ』
ユウ『ありがとうございます』
イデア『てか、君らそんなにくっついて何してるの?』
トレイン『今、の耳を休ませるために帽子を外している。なので周囲に見られないよう、ユウたちが隠している所だ』
イデア『あー成程そういうことね。りょ』