第1章 *ハッピービーンズデー*
アズール『良い雰囲気のところ申し訳ありませんが、これからの事についてお話ししても?』
ジャック『べ、別に良い雰囲気じゃ..//』
『アズさん、これからの事って?』
アズール『どうやらジェイドは、イデアさんから取引で手に入れたビーンズシューターLで、僕らを遠くから狙撃するようです。なので、僕はあいつを撃破しに狙撃ポイントへ向かいます』
ジャック『場所に心当たりがあんのか?』
アズール『狙撃に心得のあるルークさんと相談した結果、本校舎前がベストということになりました』
『アズさん1人で大丈夫?』
アズール『ええ。ビーンズシューターLは長距離に優れていますが、逆をつけば近距離戦には不向き。そこをつきます』
ジャック『俺たちはどうすれば良い』
アズール『ジャックさん、さんはこのままここに残り、ルークさんと共にこれから現れるであろう、残りの農民チームを迎え撃ってください』
ジャック『分かった』
『頑張る』
ルーク『まさに最終決戦だね。あぁ、心の底からワクワクするよ!』
アズール『では、任せましたよ3人とも』
アズール『(身体能力が圧倒的なジャックさん、狩りの心得と、ジャックさんに引けをとらないルークさん。そしてなにより、見た目によらず狩りの才能を持つさん。あの3人なら問題ないでしょう。それに、彼女には僕らにはない、"最強の武器"がありますからね)』
アズールがジェイドの撃破に向かっていった数分後、竪琴奪還を目指すケイト、グリムがコロシアムに現れた
ジャック『来たな、農民チーム!!』
ルーク『愛の狩人の名にかけて、ここは通さないよ。ムシュー・マジカメ。それに、ムシュー・毛むくじゃら』
『待って..ユウがいない』
ジャック『何でも良い。俺はあいつらを捕まえるだけだ!』
敵意むき出しで威嚇するジャックの横で、は周囲を見渡しながらユウの姿を探す
『(...ユウがいない?ここに来る途中で負けちゃった?ううん、アズさんのスキャンが正しいなら、ユウはまだ生き残ってる)』
ルーク『兎の君。さあ、最後の狩りの時間だよ』
『ん!絶対負けないもん!』