第3章 *アリアーブ・ナーリヤ*
『目、閉じて?』
ジャミル『?分かった』
言われた通り目を閉じると、首に温かな感触が巻きつくように触れる
ジャミル『?』
『..今日頑張ったジャミさんにご褒美。お疲れ様、それと、ありがと』
ジャミル『何..んっ..』
唇に柔らかいものが触れ、甘い感覚が体を駆け巡る。いきなりのことに思わず目を開くと、キスをされていることに気づく
最初は驚いたジャミルだったがすぐに唇を受け入れ、首に腕を回して体を密着させる体を優しく抱き締めた
『んっ...はぁ..』
ジャミル『ご褒美はこれだけか?』
『まだ、欲しい?』
ジャミル『当たり前だ。この程度じゃ、今日の俺を癒すにはまだまだ足りないな』
額をくっつけ、誘うような笑みで頬を撫でる。すると、の頬に熱が点り瞳を潤ませる
『ぁぅ..//』
ジャミル『..伝承の二人は、永遠の愛を誓いながら花火の前でキスを交わしたらしい。もう一回、キスをしよう。永遠の愛を誓って..』
『ん』
ジャミル『..愛している。何年経っても、俺はお前を愛することを誓う』
『私も..ジャミさんのこと愛してる。ずっと、ずっと..想ってる』
光輝く花火が互いの横顔を照らしながら、甘く蕩けるようなキスを交わす二人を祝福した
『んっ..ぅ..//』
ジャミル『はっ..口開けろ..』
『ぁ..んぅっ..ふ..ぅっ..ふ..ぁ..//』
ジャミル『(くそ、気持ちいい..先輩たちがいるこんな場所じゃなかったら、確実に抱いてた)』
"さんが可愛い過ぎるのは分かるけど、襲うなら室内でやってよね"
ジャミル『(分かってるよ。だが今日は家に帰るから襲えない。だから..学校に戻った時は覚悟しとけ)』
『はぁっ..//ジャミさ..』
ジャミル『(にしてもこの衣装、選んでおきながら目に毒だな)、声を抑えてろよ』
『ぇ..んぁっ..//!』
突然、衣装のスリットから手を差し込まれ、太腿の素肌を直接撫でられる
ジャミル『抑えてろって言っただろ。先輩たちにお前のいやらしい声を聞かせたいのか?』
『ちが...ぁんっ..//』
ジャミル『腰、動いてるぞ?気持ちいいか?』