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イケメン源氏伝 〜時を超えて〜

第14章 お菓子パーティー




「玉藻は賭けっぷりがいいし、
連れていくと盛り上がるんだよね」

「盛長もゆるふわな外見からは
想像もできない程見事な強さだ」


(盛長さんって賭け事が得意なんだ
意外なような
でもなんか想像もできるような)


「面倒な組み合わせですね
あなた方」

淡々と言い放ちながら
巻物を机からどかした


「まあ、差し入れが甘味ということなら
受け取りましょう
出しなさい

、休憩にしますよ」


(え?
でもさっき書庫での飲食は禁止って…)



もしかして


『甘いものがお好きなんですか?』

「意外性の極みだな
性格的には辛党であるべきだろう、お前は」

「好きなわけではありません

甘いものは脳の働きを高めます
摂取するのは作業の効率化を
重視した結果です」


『そんな理由!?』

(ま、真顔だ
てことは本気なんだよね)

もちろん景時が冗談を言う性格では
ないだろうが


(効率か、景時さんらしいといえば
らしいけど)




「せっかくなので
私が持ち歩いている分も出しましょう」





(これは…………?)




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