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イケメン源氏伝 〜時を超えて〜

第14章 お菓子パーティー




こうして──
の新しい暮らしに
また少しずつ色を変えていく


「では、
こちらの巻物を昨日教えた通りに
確認して仕分けてください」

『わかりました!』

景時から巻物を渡されると
元気よく返事をする


(こっちの時代の文字にもすっかり
慣れたなぁ)


今日もお手伝い頑張ろうという
気合を入れる


主に幕府の内政を担う景時さんの指示で
はここ数日、
書類整理や会議の記録係など
簡単な仕事をこなしていた


もちろん空いてる時間には
薬師としての仕事もしている


(何か間違えると
原因を景時さんに淡々と追求されるから
気をつけないと…!)


つい先日やらかしてしまったので
気が気でない


少し緊張しながら机の上で巻物を広げた

渡された巻物は
義経様との戦で必要な戦力や兵糧の量を
割り出し、記録したものだ


『こんなにたくさんの兵糧が
必要なんだ………』

ぽつりと漏らした言葉に
向かいに座る景時さんが反応した


「今度の戦は今まで以上に
大規模ですから
ほうぼうからかき集め、
潤沢に用意する必要があります」





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