第11章 ピンチ!
『怪我人が多すぎる』
(幕府の方が数は圧倒的に多いはず
それなのに薬が尽きてしまうほど
怪我人、それも重傷者が多い)
『このまま何も無ければいいんだけど』
「さん!」
血を流した兵がの名前を呼ぶ
『!
どうかされましたか!』
(酷い怪我!)
「敵襲です!」
『っ』
「敵が援軍を呼んだようで
大規模に怪我人が増えていたようです!
馬に乗って避難してください!
護衛をつけるので
盛長様と連絡が取れるまで
どこかで身を潜めてください!!」
『っわかりました!
でも怪我人が………』
「大丈夫です!
何とか切り抜けますので!」
『、、』
後ろ髪を引かれながらも
ここにいてもできることは無い
馬に乗り護衛の兵たちと
反対側の道に進む
(馬に乗る練習
教えて貰ってて良かった
どうか無事でいて!!)