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イケメン源氏伝 〜時を超えて〜

第11章 ピンチ!




『戦に参加することって出来ますか?』


「は?」


この部屋全ての人間(妖)が
目を丸くさせた


「驚いた
は案外戦好きだったのか」

『違いますよ!?』

前のめりになって否定する

(なんかとんでもない誤解を!)


『そ、そうではなくて
いざ義経様と対峙するとなった時
上手く狐憑きの力を使いこなせるか
わからなくて……

1回くらいは戦ってどんなものか
知るべきだと思って』


(だ、駄目だった?)

ちらりと頼朝の顔を盗み見る


するといつもの不敵な笑みを浮かべていた


(!?)


「勇敢な姫君もいたものだねぇ」

「勇敢というか
意外と真面目なんですね」

「君が戦なんて行ったら
真っ先に殺られるよ
大人しくしておいた方がいいんじゃない」

「重衡、心配なのはわかるけど
の意見も少しは聞かないと」

「なっ!心配なんてしてません!」

「流石俺の見込んだ女だ」



(んん?)


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