第11章 ピンチ!
「それは避けたいな」
そっとの頭を優しく撫でる玉藻
「そうだねー
景さん怒ると怖いしね
よし!行こうさん!」
ぐいっと手を引かれる
『わっ』
「泰親
に触れるな穢れる」
「酷いなー」
「なぜそんなに時間がかかったのですか?」
『うっ、すみません』
(ほらぁ〜!言ったじゃんこうなるって!)
面目なさそうに肩をすぼめる
に反し
2人はのらりくらりとしている
「まぁまぁ、そこまで待ってないし」
「どうせそこの2人が何か揉めてたんでしょ」
「分かっていますよ
早く座りなさい」
「、ここ空いてるぞ」
ぽんぽんと膝を叩く頼朝
『座りません!』
(もう!いっつもからかうんだから!)