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【進撃】中・短編 【リヴァイ】

第2章 Lupine あなたは私の安らぎ



残業だらけの原因があまりにもくだらなすぎて、頭に血が昇っていく。

「なんでお前がそんなこと知ってんだ」

「あまり言いたくないけどさ、システムの管理もしてるとやたらと連絡の多いのが目についてさ、それでも業務上かなって気にしてもいなかったんだ。中身までは見れないし。でも今回の騒ぎで送信元、受信先の数が多い、多すぎるんじゃね?と思ってちょっと裏技使ったらビンゴだったんだんだよね」

「そいつらの名前と部署名を言え」

「待って、待って。せっかくエルヴィンも引っ張り出したんだから、あなたが単独で動くのは得策じゃないし、よっぽどのアホじゃなきゃ自粛するよ」

「馬鹿か。そんな常識知らずが後先考えて行動すると思うか?」

「気持ちはわかるけど少し落ち着いて」

「クソが」

「あなたにできるのは彼女の様子を注意深く見て、今は耐えることだね」

自分にできることが少なく、歯痒い。

「こっちでも動きがあれば報告するよ」

ハンジからの話を早速エルヴィンにも共有し、自分が動けるように癪だが頼もうと決めた。


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その頃、ペトラとカズサはおしゃれなお店でおいしい料理に舌鼓をうっていた。話上手で聞き上手なペトラは女子力高いし仕事もできる。友人になれたらな。と内心で思っていた。

「ね、カズサさん、またこうして食事とかショッピングに行かない?」

「わたしでいいの?」

「だめかな?もっと仲良しになりたいな。って前から思ってて」

「自分で良ければぜひ!」
つい力強く返事をしてしまった。

「よかった。カズサって呼んでもいいかな。私もペトラでいいから。ね!」

花がほころぶような笑顔のペトラから友人になりたかったと言われてカズサも嬉しくてペトラからの今度はどこに行こうかというお誘いに楽しみが増えた。

食べて飲んでいろんな話をしてペトラとは駅で別れた。反対方向のペトラにまた明日ね。と気分良く駅から少し歩く自宅への慣れた道を進む。

(なに?あれ)

ドアノブに引っ掛けられたビニール袋。
引っ越してきた人が律儀に挨拶にきたのかな。
不審に思いながらバッグから鍵を取り出し近づく。

鍵を開けるのに邪魔な袋を手に自宅に入り、電気をつけて先程の袋の中身を確認し、ヒッと声にならない悲鳴をあげた。
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