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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第12章 ●ハマる●


「わぁー、久しぶりだぁ。」

部屋に帰り、久しぶりにベッドに横たわる。

私がいない間、硝子が掃除と風通しをしてくれてたから部屋は綺麗だ。


荷物を片付けていると、悟が来た。

「恋ちゃん。お腹すいたぁ。何か食べさせてぇ。」

「さっき帰ったばっかだから何もないよ。お買い物行かなきゃ。」

「じゃあ、行こう!」



悟と2人で近くのスーパーにやってきた。

「悟、何食べたい?」

「恋ちゃん♡」

「ちょっと、こんなとこでやめてよ。」

「えー?いいじゃーん。」

「そんな事より何食べたいの?」

「カレーライス甘口。」

「お子様なの?」

「うん。辛いのダメなの。」

「前にみんなでご飯行った時、麻婆豆腐食べてなかった?」

「あれは、お前と同じものが食べたかったら無理して食べた。」


完全にお子様だ。


「じゃあ、カレーで。」




買い物してると視線が気になる。

無理もない。

私たちの身長差は40センチ以上もある。

それに、悟はイケメン。

私は……


色んな意味で釣り合いが取れてない気がする。



そんな事を考えながらカレーの材料をカゴに入れていく。

ふと気づくと入れた覚えのない物が入っている。

「何これ?アイス?」

カップのバニラアイスとチョコアイスが一つずつ入っていた。

「うん。恋も食べるでしょ?」

「うん。大好き。」

思わず笑みが溢れる。

「もぉ、こんなとこで。恋ったら、そんなに俺の事が好きなの?」

「ハイ?何言ってんの?大好きなのはアイス。」

「素直じゃないね。まあ、そういう所も可愛いんだけどねーって聞いてる?」

悟を無視して先へ進んだ。



買い物帰りの事。

「荷物俺が持ってあげるね。」

「うん。ありがと。」

悟が買い物袋を持ってくれた。

そういえば建人は黙って持ってくれて先を歩いていたっけ。

悟は並んで歩く。


横顔もイケメンだ。


通りすがりの人が振り向くぐらい。


本当に私でいいのかな?って思う。

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