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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第12章 ●ハマる●


「やっと帰ってきたぁ。」

半年ぶりの高専。
悟はヘリで帰校。私はウチの車で送ってもらった。

「お帰りー、恋。」

「よく戻ったね。」

硝子と夏油が出迎えてくれた。

「ただいま!硝子、夏油。」

「あっ、もう着いてる!七海、早く早く。」

灰原が走ってくる。

「灰原、待ってください。」

その後ろを追いかけてくる建人。 

「恋さん、お帰りなさい。」

「ただいま、灰原。」

「ハァハァ、恋、お久しぶりです。」

「久しぶり、建人。みんな元気そうでよかった。」

「あなたも元気そうですね。」

「うん。元気よ。そうだ!夜蛾先生どこか知ってる?」

「さっき職員室にいましたよ。」

「ありがと、灰原。ちょっと行ってくるね。」

そう言って職員室に向かった。




「よく帰ったな、恋。」

「どうも。ご迷惑おかけしました。」

「フム。見たところ、だいぶ強くなったようだ。」


さすが先生。
パッと見ただけでわかるんだ。


「ありがとうございます。」




職員室を出ると硝子がいた。

「おめでとう。恋。」

「何?何かめでたいことあった?」

寮に帰りながら話す。

「五条と両思いなんでしょ?」

「な、何で知ってるの?」

「五条が言ってた。告ったら恋に好きって言われたって。」

「悟のばか。」

小さな声でつぶやいた。

「へー?悟ねぇ。」

「だってそう呼べって言われて。」

「ふーん、それでどうだった?また抜けた?腰。」

「腰じゃなくて、その……頭が……意識が飛んだ。」

「ウソ!気絶したの!?」

硝子が大声を出す。

「ちょっと、声大きいよ。」

慌てて止める。

「気絶かぁ、五条もやるねー。てか、あんたら相性抜群じゃない。」

「そうみたい。」
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