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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第8章 焦る


その時2人の携帯が同時に鳴った。

「あっ夜蛾から。」

硝子が言う。

「私も先生から。」

それはお叱りのメールだった。

早く教室に来い!

急いで教室に戻ると五条と夏油はいなかった。

「あの2人には特別に任務を与えた。」

先生によると、任務の内容は星漿体天内理子の護衛と抹消。

「いつ何があるかわからん。お前たちもいつでも動けるように準備は怠るな!」

「「はい!!」」


しばらくして夏油から連絡が来た。

「恋、一年の2人を連れて沖縄に来てくれないか?」

「沖縄?何故?」 

夏油は質問を無視して電話を切った。


そして仕方なく私たち3人は沖縄へ向かうことになった。

「恋、これは任務です。私情は挟みませんから。」

「わかった。」

建人は大人だ。



「どう考えても一年に務まる任務じゃない。」

空港に着くと建人が愚痴った。。

「僕は燃えてるよ!夏油さんにいいとこ見せたいからね!」

張り切る灰原。

「あぢぃ、何か冷たいもの飲もうよぉ。」

暑さにやられる私。

「あそこに喫茶店ありますよ、恋さん。」

喫茶店に入りアイスコーヒーを飲んでいた時、灰原の携帯が鳴った。

「七海、夏油さんからで滞在1日伸ばすって。それと恋さん夏油さんが呼んでます。こっちに来いって。」

それを横で聞いていた建人の顔に青筋が立った。

「えっ?何で私だけ合流なの?」

「さあ?何でかは夏油さんも言ってなかったです。」

灰原はニコニコしている。

「気をつけてください。」

「ありがと、建人。じゃあね。」

タクシーに乗り灰原に聞いた住所へ向かう。


「ありがとうございます。」

タクシーを降りる。

「ここってビーチだよね?」

私がキョロキョロしていると、

「おーい!こっちこっち。」

遠くから夏油が手招きしているのがみえた。

「何やってんの?」

「いらっしゃい、恋。今は悟が理子ちゃんと遊んでるんだよ。こちらは黒井さん。」

「こんにちは黒井です。理子さまのお世話をしております。」

「どうも、龍恋です。」

「すみません。理子さまはほとんどご自宅から出た事がなくて。五条さんが遊んでくださっているのです。」

黒井さんは申し訳なさそうに頭を下げた。
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