第7章 ●ねだる●
「ねぇ、シャワー浴びさせて。」
えーっ、もう?
俺としてはもうちょっとこうしていたかったんだけどな。
「どーぞ。」
俺の腕からスルリと抜け、散らかった服を集めてバスルームに行く小さな女。
へぇ?結構いいケツしてんじゃん。
俺のいたずら心が顔を出す。
こっそりバスルームに忍び込み、ゆっくりとドアを開ける。
「ちょっ、と、何?」
「洗ってあげるよ。」
もうすでに泡まみれになってる恋の背後から腕を回して胸を揉む。
「おっぱい、綺麗にしようね。」
「アッン、ンフッ。」
「感じちゃったぁ?下も洗わなきゃね。」
そう言って脇腹を通ってお尻をなぞり、右手の中指を潤んだ所へ入れた。
「五条、らめぇ。」
「ここ?イイところ。」
「ウンッ、ソコォ。らめぇ、やらぁ、アァン。」
「俺ももうらめ。」
持ってきたゴムの袋を口で破って取り出し、つける。
そして恋の両手を壁につかせ、俺のモノを突っ込んだ。
「アァン。」
ヤバい、バックエロすぎ。
所々泡がついている背中、脇から覗くゆれる胸。
堪らない。
パンッパンッと腰を打ちつける音が響く。
「エロい体だねっ、恋。」
そう言うと中が締まってきた。
「アァン、ハァッ。」
「恋、俺もうイキそう。」
「いいよっ、私も、らめぇ、ヤダァ。」
「ハァ、ハァ。こ、んなの初めて。」
そう言うとその場にへたり込んだ。
「どうした?恋、大丈夫?」
「すっごかった。初めてよ、こんなの。腰、抜けちゃった」
「腰が抜けちゃうほどよかったの?」
「うん、よかった。」
「七海より?」
「……」
「ねえ?どうなの?」
「教えなーい。」
口を尖らせる恋。
俺は顎を掴んでその尖った唇を味わった。
「ンンッ。もぉ、意地悪。」
「フフッ。怒った顔も可愛い。」
恋の体を綺麗に洗ってやり、ゆっくりと立たせる。
「大丈夫か?」
「うん、ありがと。」
腰が抜けた女は初めてだ。
服を着てコーヒーを入れてやった。
「今何時?」
「夜中の2時だよ。」