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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第41章 ●戒める●


すっごく優しくしてくれる。

こんなに優しいの久しぶりかも。

甘くとろけるようなキスから始まり、ゆっくりと服を脱がせてくれて。

キスの嵐。

額に目に鼻に耳に。

ゆっくりと。

優しく。

悟と初めてした時を思い出しちゃった。

お仕置きだなんていじわる言ってた人と同じとは思えないぐらい。

本当に優しかった。

耳を甘噛みされて首筋に舌を這わされて。

肩も甘噛みし、背中の蛇にキスをして。

「今日の悟はめちゃくちゃ優しいね。」

「恋が好きだからね。最近、イジメすぎちゃったかな?」

「ちょっと怖かった。」

だからこれはあなたへの戒めなの。

「ごめんね。優しくするから許して。」

「ありがと。」

頭のてっぺんから爪先まで全身全霊で愛された。

「大好きだよ、恋。」

何度も囁かれて。

「大好き、悟。」

何度も応えて。


私の全てをあなたで染めて。


離さないで。


心から愛して。

 
「七海や直哉がハマるのも無理ないな。」

「何言ってるの?」

「みんなちっちゃい恋ちゃんの虜だよな。」

「まさか。」

「その自覚の無いところがいいんだよ。もう、誰かに盗られそうで気が気じゃ無いよ。」

「そんな事言ったら悟だって。未だにめちゃくちゃモテるじゃん。女はみんな悟の事見てるもん。心配が尽きないよ。たまに男からも見られてるしね。」

「そんなに僕の事が心配なの?」

ニヤつく悟。

「何で嬉しそうなの?」

「そんなに僕に惚れてるんだ。」

「うん。」

「僕もだよ。」

そしてまたキスしてくれた。

いっぱい、いーっぱい。
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