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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第41章 ●戒める●


「あうっ……」

股間を押さえてその場にうずくまる俺。

「か弱い女の子いじめちゃダメだよ直哉くん。」

「恋……ちゃん……俺の……ああ……」

「うわぁ、痛そう…….気の毒に。」

悟くんが自分の股間に手を当てながら言うた。

「ハァ?コイツの味方なの?だったらお前も同じようにしてやる。」

悟くんにまで凄む恋ちゃん。

「ごめんなさい!僕は恋ちゃんの味方だよ。」

あの悟くんが女相手にこんな風に謝るやなんて。
ホンマ、恋ちゃんは最高の女やな。

「二度と真希や真依に手出すんじゃないよ。次は本気で蹴るから。」

これは本気やないんか?

「は、はい!わかりました、恋さま。」

「さて、金玉蹴ったらお腹すいちゃった。真希、何か食べに行こうよ。」

「フッ……ハッハッハッハッ、イカれ具合半端じゃねえな。最高だよ、恋!」

真希ちゃんも恋ちゃんに心酔したようやな。

2人は仲良さそうに歩いて行く。

「いい女でしょ?」

悟くんがニヤつきながら言うた。

「最高の女やね。悟くん、大事にしてあげてな。」

「もちろん、言われなくてもそうするよ。」

「さーとーるー!早くぅ!」

恋ちゃんが呼んでる。

「あっ、大変!じゃあね直哉。待ってよ、恋ちゃん!」

悟くんは嬉しそうな顔して走っていった。


「あーあ、これどないすんねん。ますます惚れてもうたやんけ。」
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