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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第39章 ●縛る(夢主の場合)●


部屋に戻ると3人分の朝ごはんが用意されていた。

「硝子、あんなヤツ追い出して正解だよ。」

「悟、知ってたの?」

「うん。夜中に出て行く気配がしたから。」

「一発食らわせてやったら泣いてたよ。」

硝子が淡々と言った。

「さすがだな。」

「うん。やるね。」


帰りにお土産を買う。

「硝子、伊地知に何か買ってってあげなよ。」

「何で?五条が買えばいいじゃん。」

「伊地知は硝子からもらうのが1番嬉しいと思うよ。」

「何だ、それ。じゃあ、伊地知には温泉饅頭を買って帰ろう。」

伊地知、がんば!

心の中で応援した。


「えーっ、七海にも買うのー?」

ゴネ始めた悟。

「そうだよ。日下部と猪野にもね。」

「何でアイツらまで?」

「悟がいない時、高専に泊まるとあの3人の誰か1人は必ず様子見に来てくれてたから。」

「僕はそれとなく見張れって頼んだのに。」

「まあまあ、どっちにしろ見張っててくれたんだから。3人とも地酒でいいんじゃない?」

結局、硝子は温泉饅頭と自分用の地酒を大量に買い込んでた。

ウチは悟が自分用の甘いお菓子大量に買い込んだ。



私たち3人の楽しいクリスマス旅行も終わりを迎えた。

いつか、硝子にも素敵な人が出来るといいんだけどな。
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