第36章 ●護る●
まだ動いてもないのにこんな事言っちゃう僕。
恋ちゃんの口が上下に動く。
下の方は手で掴んで口の動きに合わせて上下する。
目は僕を見てる。
「エッチな恋ちゃん、大好きだよ。」
「わらひを」
私もって言ってくれたのかな。
「凄い、恋、ああ、イッちゃいそうだよ、ああっ、恋!」
名前を呼び続けながら恋の口の中に出した。
「ンッ、ンン」
こぼさず受け止める偉い子。
「偉い子だね。」
頭を撫でながら飲み込むところを見る。
「ンン。」
「飲んじゃった?」
「うん、飲んじゃった。」
口を開ける恋。
「ありがとう、好きだよ。」
ご褒美に抱きしめてやる。
「私も好き。冷蔵庫にコーラあるから取ってきて。」
「かしこまりました。お嬢様。」
クローゼットを開け、復縁してから改めて持ち込んだ僕の下着とTシャツを出して着た。
前に置いてたのは恋が全部捨てちゃったから。
キッチンに行き、冷蔵庫から500ミリのペットボトルを出す。
寝室に戻ると恋は僕があげたセクシーランジェリーを身につけていた。
「似合う?豹柄のベビードール&紐パン」
「似合ってるよ。エッチで可愛い。」
超セクシー。
蓋を開けてからコーラを手渡す。
少しだけ飲んでから僕に返す恋。
炭酸は一気に飲めないんだよね、ちっちゃい恋ちゃんは。
猪野あたりはこういう所を可愛いって思っているに違いない。
あんなガキに取られてたまるか。
ガキといえば恵も恋のこと好きだったな。
でも、アイツは最近女が出来て色気づいてるから大丈夫か。
「悟おにーさん。」
甘い声が聞こえた。
ベッドに片膝立てて座ってる僕。
その足に女豹のポーズでチュッと音を立ててキスをした恋。