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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第35章 ●嬲る(夢主の場合)●


寝室へ向かう途中拳を握りしめ、己に暗示をかける。


何をされたって、壊れない。

何が起こったって、立ち上がる。

何があったって、悟を愛し続ける。


「どうぞ。」

寝室へと入る。

「良い香り。」

「気に入ってもらえてよかった。アロマを炊いたんだ。」


私のために?


悟が好きな私のために……


「好きだよ、恋。」 

ベッドのそばで向かい合う。

腰に手を回され、軽くキス。

触れるだけの優しいキス。


服を脱がされ、下着姿にされた。

「良い眺めだ。悟の趣味かい?」

あれ以来、毎日悟に言われてセクシー下着を身につけてる。

「アンタも?」

「ああ、いいね。悟とは趣味が合うんだ。」

そう言うと夏油は再びキスをした。

今度は深く。

「ンッ。」

熱い舌が滑り込み、口内を侵される。

腰に手が行き、下着の紐が片方だけ解かれた。

「いいね、そそるよ。」

髪を避けてうなじにキスをされる。


非術師を殺させたくない。
それにもし、本当に二度と悟に会えなくなるような事にでもなったら後悔する。

体が震える。

「悟としてるみたいに私ともしよう。」 


早く帰りたい。

早く帰って悟に会いたい。

その一心でこの男に抱かれる。

「先に上がってて。」

ベッドへ上がるよう促される。

後で衣擦れの音がする。

夏油が袈裟を足下へ落とした。

「おりこうさん。」

私の上に覆い被さり、ブラを外して胸を愛撫する。

声を出さないよう我慢した。

「我慢しなくていいんだよ。」

「だっ……て。」

涙が溢れる。

「泣かないで。」

優しくされる方が辛い。

これじゃあ、まだ無理やりされた方がマシかも。

「私が好きなのは悟だけ。」

「わかってる。なるべく早く終わらせるからね。」

下着の横から指を入れる夏油。

「ンッ、アアッ。」

思わず声が出た。

「ちょっとキツイな。」


濡れてないからキツいんだよ………


「ンッ、アンッ!」

指を2本に増やされ、いいところを擦られる。

だんだん早くなる指。

「気持ちいいかい?」

心とは裏腹に感じる体。

「泣かないで。」

止まらない涙を夏油に拭われる。
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