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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第4章 ●気になる●


「ねぇねぇ、おねえさぁん、ボクとイイ事しなぁい?」

「イイ事ってなぁに?」

聞きながら制服のボタンを外す。

「イイ事って言えば気持ちイイ事に決まってるじゃん。」

そう言うと呪霊の足の間からニョキッと何かが生えてきた。

「これをお姉さんに気持ちよくして欲しいんだよ。エロいお姉さん、早くぅ。」

呪霊がゆっくりと近づいてくる。
私は左肩を出して蛇を呼ぶ。


後はいつもの通り…のハズだった。


「こんなもんでこの僕がやられると思ってたの?」

蛇の攻撃が通用せず、私は呪霊に叩きのめされた。

「ウッ、ハッ、ハァ。」

血を吐きうめく私。

「お姉さん、欲情してるの?エロいなぁ。早く僕とイイ事しようよぉ。」

呪霊は私の上に跨ろうとしている。

「や、めて。」

その時、保健室の壁がすごい音と共に崩れ落ちた。

「おっとぉ、間に合った?俺もイイ事したいなぁ、交ぜてよぉ。」

壁を蹴破り、五条が現れた。

「何だ?お前。男はいらない、お姉さんだけでいい。」

呪霊は私から離れ、五条に近づいた。

「だから、3Pじゃダメ?」

五条はサングラスを外した。

「3P?なに?それ。」

「恋、ちょっと窓の方に避けて。」

「わ、わかった。」

五条の言葉通り、私は窓の方へと転がった。



「せっかく3人でイケナイ事しようと思ったのにぃ。しょうがない、お姉さんと2人でしようっと……術式順転 蒼。」

「く、くそっ!わ、や、やめろぉー。」




「すごい。」

初めて目の当たりにした五条の術に驚嘆していた。

「ふぅ。大丈夫?恋。」

「うん…大丈夫。ちょっと血吐いちゃったけど平気。骨とかは折れてないし、って、エッ!?」

起きあがろうとした時、彼が私の体を抱え上げた。

「イケナイ事しそびれちゃったから、このぐらいさせてよ。」

ニカッと笑う五条。

「ごめん、ちょっと意味わかんない。」

そうは言ったものの、内心とてもドキドキしてた。

「心臓、バクバクじゃん。七海には黙っといてあげるよ。俺に抱かれてドキドキしてるってこと。」

耳元で囁かれた。
もう、心臓バクバクどころか恥ずかしくて顔が熱い。


「あんまり、イジメないでよ。」

精一杯強がってみる。

「ふぅん、そう来たか。お前、結構煽るね。よいしょっと。」

「ありがと。」

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