第3章 ●愛する●
あれ以来、和之進さんは恋に嫌われる努力をしている様だった。
しかし、ある時意外な事が起こった。
彼は再び人妻と蒸発した。
悲しむ恋を抱きしめた。
そして、想いを伝えた。
そして恋を抱いた。
可愛い声で感じている姿を見て、すごく興奮した。
本当に可愛かった。
心の底から愛しいと思った。
恋の事はずっと好きだっが彼女が振り向いてくれる事はないと諦めていた。
だから他の女性と付き合っていた事もある。
しかし、恋への思いが断ち切れずに別れてしまった。
その女性と経験していたので、恋の事を喜ばせるが出来た。
それからしばらくは遠距離恋愛だったが、恋が東京へ来る事になった。
私にとってはラッキーだった。
…………現在
「またか。一体何をしているんでしょうか。」
何度目かに聞いた電源が切れている事を知らせるアナウンスに辟易しながらスマホをポケットにしまう。
「七海は心配症なんだね。」
隣でジュースを飲んでいる灰原がニコニコしながら言った。
「夜蛾先生は、そろそろ終わる頃だと言っていたのに。」
イラつきながら腕時計を見る。
今は15時30分だ。
フーッとため息を吐き、コーヒーを飲む。
それから1時間ほどして、ようやく愛しい人の声を聞くことが出来た。
たまらずに彼女の部屋へ行き、すぐさま抱きしめる。
抱き上げてベッドへと運び、戸惑う唇を奪う。
「ンッフ、ウゥッ。」
時折漏れる可愛い喘ぎに私も昂ってくる。
唇を離して今度は白い首筋に舌を這わす。
「アァン、けんとぉ。」
感じながら私の名を呼ぶ恋。
服をずらして肩をあらわにする。
蛇の体に舌を這わし、服を脱がせながら彼女の体の左側を持ち上げてうつ伏せにさせる。
そしてこちらを鋭く睨む蛇の目に吸いついた。
「アァッ、ソコ感じちゃう。」
「いいですよ。もっと乱れて下さい。」
たっぷりと蛇に愛撫をしてからチューブトップを脱がせ、ブラを外してから仰向けにさせた。
「もう、立ってます。」
彼女の二つの小さな突起は何もしていないのにピンと立っていた。
「ヤダァ、建人のエッチ。」
恥じらいの顔。
そんな顔をされては我慢できなくなります。