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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第24章 ●獲る●


「あっ、あなたは臭くなんてありませんよっ!それどころかとてもいい匂いで…….…す、すみません、その、変な意味じゃ。」

「フフッ、慌てる建人を久しぶりに見た。可愛い。」

「可愛いのはあなたです……シャワー浴びますか?」

「うん。」

「お先にどうぞ。」

「ありがと。」


バスルームへ案内して、ふと気づく。


「着替え…なんて持ってる訳ないですよね?」

「突然任務が入ってお泊まりになっても良いように、お泊りセットと下着だけはいつもこの仕事用バッグに入れてるの。だけど、服は無いなぁ、えへ。」


えへ、じゃないですよ。


でも、可愛い………


「お泊りセットとは?」

「クレンジングとか化粧水とか。もう、若くないからね、1日でもサボると肌ガッサガサなのよ。」

「綺麗な肌に見えますが。」

「ありがと。頑張ってお手入れしてるからね。」

「しかし、シャワー浴びてまたその服着るのはいやでしょう?私のじゃ大きすぎますし。」

「パーカーある?」

「ええ、ありますが私用なのでサイズが………」

「それ貸して。私が着たら長すぎてワンピースみたいになると思うから。」

「なるほど、わかりました。」



しばらくして、キッチンでアイスティーの準備をしていると、恋がバスルームから戻ってきた。

「えっ………」

私のダボダボのパーカーを着ている恋。


確かにかなりのオーバーサイズなのでお尻もすっぽり隠れてはいますが………

袖も長すぎでダボダボ………


か、可愛い♡


「変……かな?」

私が黙っているのを訝る。

「へ、変なんかじゃないです!とても可愛いです!」

全力で肯定する。

「そっか!なら良かった。」

私の前を通り過ぎ、ソファへと向かう彼女の後ろ姿を眺める。


白い足が艶かしい。


涎が出そうだ。
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