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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第21章 ●焦がれる●


「恋ちゃん、これいつ完全に外してくれるの?」

「温泉で外してあげるね。」

「あと3週間もあるじゃーん!」

「我慢してね。そしたら、ご褒美いっぱいあげるから。ねっ?」


そんな可愛く言われても………


「意地悪。」

「好き。」

「………僕も。頑張るからご褒美いっぱいちょうだい。」

「うんっ、悟大好き。」

「僕も。」



やっぱりこの子には敵わない。




「ふわぁ、眠くなっちゃった。」

「寝る?」

「うん。抱っこして。」

「ハイハイ、おいで。」


さっきまでドSだったのに今は甘えん坊の恋。


そのギャップがたまらない。



腕枕してやると、すぐに寝息を立て始める。



可愛い恋。




それから地獄の3週間が始まった。




「五条さーん、これ以前頼まれてた例の物です。」

地獄が始まり1週間ほど経った頃、任務に行った時に補助監督で着いてきてた伊地知がデパートの紙袋を僕に渡そうとした。

「何?例のものって。」

「もう、嫌ですよ五条さん。とぼけないで下さいよ。ご自分が貸してくれっておっしゃったんじゃないですかぁぁ。」

そう言われても僕には何の事かわからなかった。

とりあえず中に何が入っているのか見てみることにした。


「えっと、何々?和服美人濡れ濡れのお茶会!?、それとこっちは、浴衣美人こぼれるおっぱい!?おい伊地知、お前着物好きなのか?」

そこに入っていたのはエッチなDVDだった。

「五条さん、声が大きいです。私じゃないですよっ、五条さんが和服もの貸してくれって言うから………」

「えっ?僕?」

「そうです。」


そう言えばそんな事言った気が………


「これ全部和服系?」

「そうです。5個全部そうです。私のコレクションから厳選しました。」

コイツはAV収集が趣味なんだ。
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