第21章 ●焦がれる●
「本当に七海のとこに行ったら泣く。」
「もし、今度やったら絶対行く。そして二度と帰らない。」
「わかった。もうしないから、許して。」
「温泉行ったら許してあげる。」
そう言って僕から離れた。
いや、それはキツいよ。
さっきのでもう元気になっちゃってる。
僕が呆然としていると、恋の右足がスッと伸びてくるのが見えた。
その足は僕の股間まで来ると、爪先でおっきくなってるモノをツンツンし始めた。
「どうしちゃった?悟くぅん。ここ、硬くしちゃって。」
エッチで意地悪な恋ちゃん♡
「だって恋ちゃんがキスしてくれたから。おっきくなっちゃったよ。」
ツンツンしてたと思ったら今度は足全体で弄り始めた。
「あぁ、やらしいね。」
「どうしたの?感じちゃってるのぉ?」
「うん。感じちゃってる。」
「足でぐりぐりされておっきくしてるの?」
「だって、恋ちゃんパンツ見えてるし。」
「わざと。」
ニコッと笑いながら足の動きを早める恋ちゃん。
「あっ、ちょっ、と、待って、あぁ。」
余裕なくなる僕。
「可愛いね、悟くん。」
「恋ちゃん、ダメだよぉ、あぁ。」
「悟って結構Mだよね。」
「そ、そんな事ないっ、あっ、恋ちゃん、それ以上やったら出ちゃうよ。」
「じゃあ、やーめよっと。」
足の動きが止まった。
「ハァ、ハァ、これどうしたらいいんだよ。こんなにおっきくしちゃって。襲うぞ。」
僕はMじゃない。
「ダメ。そんなにヤリたいなら自分で触って。」
「恋ちゃんの前で?」
「うん。悟くんが自分でしてるとこみたいな。」
そんなうるうるした目で見るなよ。
ズボンを下ろす。
「恋ちゃん、パンツ脱がせてよ。」
「いいよ。」