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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第20章 憤る


直哉だ。


子供の頃よく叱ってやったっけ。


クズの直哉だ。


何故か金髪になってる。


全然似合ってない。


てか、アイツ禪院なの?しかも次期当主?


何かの間違いであって欲しい。


だって恵の親戚なんだもん。


そしてこのクズは相変わらずの男尊女卑発言。


直哉のクズさ加減に呆れてた時、悟と斎藤が現れた。


「やあ、直哉!久しぶりだね。」

笑顔の悟。


だけど目は笑ってない。



「いややわぁ、そない見つめられたら勘違いしてしまいそうやわ。」

「僕は見事に勘違いしちゃったけどね。」

この二人は何を言ってるんだろう?

「恋、ごめんね。ハニートラップだったんだよ。直哉がみゆゆ使ってしかけてたの。僕さぁ、恋と七海がラブホから出てくる画像見せられたんだよ。直哉、あれ合成だったんだろ?」

写真?合成?

「うん。上手に出来てたやろ?」

「お前ら何言ってんの?」

聞いてみた。

「恋、落ち着いて。」

悟が偉そうに指図してきた。

「何でお前の言うこと聞かなきゃいけないの?」

「ごめん。本当ごめん。こんなヤツらに騙されて、お前と七海の事疑って。本当悪かった。」

謝ってどうにかなるもの?

直哉に聞く。

「お前、あの乳牛女と私の事ハメたの?」

でも、直哉は答えずに論点をずらした。

そして私はキレた。



「恋、落ち着いてください。」

建人が肩に手を置き、なだめてくれた。

「わかった、ごめん。」

すると、バカ男がすねる。

「七海の言うことは素直に聞くんだ。何か凹む。」

誰のせいだよ。

「うるさい!バカ白髪!」

それを聞いてつり目が笑った。

「何がおかしい?クズのつり目金髪!」

そして再びキレる。



「恋。」

「ごめん。」

結局、建人になだめらる。


そして急に謝り始める乳牛女。
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