• テキストサイズ

流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第19章 掛かる


他の男になだめられてるのに可愛いって思うのもおかしいな。

「要するに、五条さんはこちらのお二人に騙されて浮気したと?」

さすが、七海。仕切りは任せた!

「ああ、そういうこと。気付くのが遅かった。」


本当、僕ってバカだよな。


「恋さま。私は五条さんをハニートラップにかけただけで、その、好きだとか付き合いたいとかそういった感情は無いんです。ご安心を。」

みゆゆ、本当はちゃんとしてるんだな。


まさかこれも演技?


直哉は僕と恋に謝り倒してる。

「ホンマ、ごめんやで。堪忍してください。」


ただでは返さないよ。


「お前の父親には伝えたから。」

直哉にとって1番嫌な事をしてやった。


さっさと帰れ!


「コラ、ちょっと待て。要するにコイツが仕掛けたハニートラップにそいつはまんまと引っかかったってこと?」

1人、納得してない恋。

「まあ、そういう事なんでしょうね。」

七海がそう言うとすんなり納得するんだよね。


「今度その顔見たらあそこ使いものにならなくしてやるから。」

恋にそう言われて直哉は股間を押さえながら帰っていった。


僕を騙そうなんて100年早いんだよ。





「恋、この通り、ごめんなさい、許してください。七海も、悪かったね、疑ったりして。」

直哉を見送った後、土下座して謝った。


とにかく許して欲しかった。


額を地面に擦り付けるようにして頭を下げた。


「乳牛とヤッたくせに。」


恋ちゃん、女が抜けてるよ。


「ごめん。僕、強い酒ガンガン飲まされてから、恋ちゃんと七海がラブホから出てくる画像見せられて、それで頭に血が上っちゃってさぁ、もう思考停止状態だったんだよ。」

顔を上げて再び謝る。

「良かった?あのホルスタイン。スタイル良かったでしょ?おっぱいおっきかった?」


泣いてる……


最後の方は涙声になってた。
/ 417ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp